ペット可物件のメリット・デメリット
2017.05.23

ガッツポーズペットとの共存可能物件。このような不動産に手を出そうとしている人もいるかもしれません。ペット可物件を購入するメリットには、明確なものがあって、それがターゲット層を広くできるというものです。ペットとの共存を目指して賃貸探しをしたことのある人ならよく理解できるかと思われますが、ペット可物件は通常物件に比べると、圧倒的に少ないです。つまり、需要に供給が追い付いていない状況だといえて、これが首都圏のアクセス状況の良い物件限定になると、さらに供給不足は際立ってくるでしょう。この層にダイレクトにアプローチできる可能性があって、そうすれば空室のリスクは大きく減らせるかもしれませんし、普通より少し高い家賃でも入居してもらえるかもしれません。これはオーナーにとってみれば、大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。
さらに追い打ちをかけるメリットとしては首都圏のペット可物件の供給状況です。到底、供給が追い付いているとはいえない状況で、一説には首都圏全体の1割程度という統計もあるくらいなのです。加えて、晩婚化、未婚化が進む昨今、生涯のパートナーとしてペットを選ぶ人達も少なくはありません。そんな人達にとってペットはまさに家族なので、多少家賃が高くとも、外せない条件なのです。そのため、需要の多い部分にアプローチさえできれば、強気の交渉をすることができる可能性もあるでしょう。賃貸契約の交渉時に強い立場で臨めるのはメリット以外の何者でもありませんので、これは把握しておくべきでしょう。
このようにメリットが目立つ一方、デメリットも存在します。ペットとの共存を必要としている層にアプローチできるのですが、逆にペットを嫌う層に見放されてしまう可能性もあります。動物の臭いに敏感な入居希望者の場合は、少し臭いが残っているだけでも拒否されてしまいますし、ペット可物件だというだけで避けられてしまう可能性もあるでしょう。また、ペットのいない家庭より、ペットのいる家庭の方が部屋を汚す確率が高くなってしまい、保守費用の負担が重くのしかかってしまう可能性もあります。これを入居者に負担させる方法もありますが、その場合家賃が高くなりがちで、割高感からユーザーを逃がしてしまう可能性もあるのです。このように、ペット可物件はメリットもありますし、デメリットもありますので、手を出す場合にはしっかりと考える必要があるのではないでしょうか。

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